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kaleidoscopeⅠ dall'atelier del granito

この秋『麗(れい)花萌ゆる8人の皇子たち』ほんのりネタバレ気味注意


5か月ぶりのブログ更新。もう観ている人もいないかと思うと、ここをいつまでも放置しているのもなんだかね、と考えたのですが、17年間もブログやってて今更閉じるほどの大した理由もないので、だらだらっと日々の徒然をアップしていこうと思います。

そう、この秋は久しぶりに韓国歴史ドラマにはまりました。初めて韓国のドラマを真剣に観たのは『大長今チャングムの誓い』。それ以来10数年ぶりにちゃんと観た韓国歴史ドラマがこの『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』。
番組公式HPに「美男(イケメン)王宮ロマンティックコメディ」なんてありますが、まぁ、、騙されました。韓国ドラマ必須要素としてのコメディ部分は随所に出てはくるけど、、このドラマ観た人はみな思うのではないかな?「それは違うよ〈笑)」と。

えーっと、一言でいうならばテーマは「人生を決めるのは自分だ」ということ。
いくら時代や身分やおかれた状況が悪くとも(あるいは良くても)、選択する道を決めるのはいつも自分自身でありたい、そう願う主人公(主役級が二人)たちのお話。
ナイル川でおぼれ古代エジプトと現代を行ったり来たりする金髪の少女と、露天風呂で古代ローマ時代と現代を行き来する青年の話と被る?と思いつつ、ドラマ開始直後はのんびり観ていたけれど、いや、内容が本当に濃い。皇子たちの子供時代は本当にあどけなくコメディ要素も多く幸せな雰囲気があるんだけど、皇位継承の匂いが濃くなってきたあたりから「あれ?いや、、まさか、、ええ?」の連発で。

あと、ドラマ随所にちりばめられた物語のヒントや伏線みたいなものを手掛かりに、登場人物たちの心情の変化を読み取るのが楽しくなってきた。個人的にいえば、ハーブや化粧品の扱いと墨と筆と紙の世界が面白い。『大長今』でもそうだったけど、演出に東女用人物の背後に衝立や書を立ててある。そこに描かれた漢詩や自体、花や動物の表現が人物たちの役どころと相まってうまく相乗効果を出している。最も目を引いたのはワンソ(第4代皇帝)の自画像。

なんとも自然体で優美な筆遣いで描かれている。どこか現代的(実際現代の画家OR日本画家が描いているんだろうけど?)で優しい姿。でもドラマで描かれているワンソの生い立ちから考えると、このやさしい姿がワンソ本人と認めるにはあまりにも劇的な事実(なのだろう?)が多い。きっと皇帝が真の皇帝になるまでの道のりがドラマであり、この肖像画は彼の聖君中の聖君かつ血の皇帝として歩まなければならなかった複雑な心情の素が描かれているのでは?などぼんやりと思ったりする。

『麗~』をちょっと観たからってなにも具体的なことは書けないけれど、日々ズシンズシンと響くような思いは募る一方で。
歴史的な部分はもとより、隣国であり個人的に最も気になる半島の歴史(史実か否かはともかく、ドラマで描かれている範疇で)に魅力を感じてる今日この頃。
先日、偶然にも大好きな明日香村を訪れ(もう何度通ったかわからないくらい好きな場所)、新羅と任那・加羅、百済と明日香の工人(土木)についていくつかの共鳴と疑問点を見出したところ。て、私がヘスなんじゃなかろうか?というか、歴史好き美術好きには歴史のどこかの国の時代・いくつか複数の時代に魅力を感じることが多いと思うんです。

それと、最近思うこと徒然なること、また書いていこうかなと。
よろしくです。
スカパー!

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by angela_angelo | 2017-10-19 21:41 | | Trackback | Comments(0)

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